【SEO】低品質コンテンツはサイト全体の評価に悪影響を与える

サイトに読者の役に立たないクオリティが低いページ、いわゆる「低品質コンテンツ」がある場合、それがサイトの一部であってもサイト全体の検索順位(Googleからの評価)に悪影響を及ぼす可能性があります。

GoogleのSEOに関する公式ブログに明記されています。

ウェブサイトの一部に質の低いコンテンツが掲載されている場合に、サイト全体のランキングに影響が及ぶ可能性があります。そのため、質の低いページを削除する、コンテンツの内容が薄いページを有用なページに統合あるいは改善する、または質の低いページを別のドメインに移動することによって、コンテンツの質が良くなり、掲載順位が上昇する可能性があることをもう一つの具体的なガイダンスとして提示しています。

出典:質の高いサイトの作成方法についてのガイダンス  |  Google 検索セントラル ブログ

この記事が最初に公開されたの2011年ですが、2022年にも同様の方針がある事が示されました。

有用でないコンテンツ自体だけでなく、そうしたコンテンツを比較的多く含むと判断されたサイトにあるコンテンツも、表示すべきコンテンツがウェブの他の場所にあると考えられ、検索での掲載順位が下がります。そのため、有用でないコンテンツを削除することで、他のコンテンツのランキングが改善する場合があります。

出典:Google のヘルプフル コンテンツ アップデートについてクリエイターが知っておくべきこと  |  Google 検索セントラル ブログ

ウェブサイトのSEOにおいては、優良なコンテンツを増やすだけでなく、低品質なコンテンツが増えないように注意しましょう。

【SEO】URLにはアンダーバーではなくハイフンを使うのが良い

URL(パーマリンク)を設定する際、単語はアンダーバーではなく、ハイフンで区切る事をGoogleは推奨しています。

URL では、ハイフンを使用して単語を区切ることを検討してください。それにより、ユーザーや検索エンジンが URL のコンセプトを理解しやすくなります。URL にはアンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。

出典:Google の URL 構造ガイドライン

ただし、SEO専門家の辻氏によると、これはそこまで重大なルールではなく、わざわざ既存URLをハイフン区切りに変更しても労力に見合う意義は無いはずとのことです。

新規にウェブページを作る際には、気を付けると良いでしょう。

【SEO】bタグとstrongタグの違いは?

Googleにとって、<b> タグと <strong> タグは別物とのこと。

<b> タグと <strong> タグの両方とも、テキストが重要であることを指定する方法ですが、同じものではありません。<strong> タグは警告など、性質上特に重要、緊急、重大なものに使用します。「strong」は「bold」よりも強い形式だと覚えておくことをおすすめします。

出典:Google 検索セントラル

筆者はWordPressを使っているのですが、WordPressのクラシックエディターでは「B」のアイコンをクリックすると、Strongタグで文字がマークアップされるんですよね(そしてBタグはデフォルトでは無い)。

なので、筆者はBタグを普段は使っていません。本当はちゃんと使い分けた方がいいんですかね…

SEOで重要な「E-E-A-T」とは?

「E-E-A-T」はGoogle検索がウェブサイトや記事を評価する際に用いるコンセプト(評価指針)で、以下4つの頭文字です。

  • 専門性(Expertise)
  • 経験(Experience)
  • 権威性(Authoritativeness)
  • 信頼性(Trustworthiness)

かつてはE-A-Tでしたが、2022年12月15日にGoogleは新たにE(experience:経験)を追加し、E-E-A-Tになりました

「イー イー エー ティー」もしくは、「ダブル イー エー ティー」と読みます。

E-E-A-Tは人生に大きな影響を与えるカテゴリであるYMYL系のウェブサイトにおいて特に重要です。

逆に、非YMYL系のウェブサイトや記事であれば、そこまで高いE-E-A-Tは求められません