1文字の.coドメイン

アルファベットおよび数字1文字の.coドメインをまとめました。

アルファベット

AからZまで26種類です。全て登録されていますが、一部は使用されていません。

ドメイン 使い道
A.co Amazon.comの短縮URL
B.co BESTSELLERへのリダイレクト
C.co Commande.comへのリダイレクト
D.co 未使用
E.co 未使用
F.co GoDaddyで販売中
G.co Google公式の短縮URLです。g.coが使用されているURLは、必ずGoogleの製品またはサービスになります。
H.co 未使用
I.co 未使用
J.co 販売中
K.co 未使用
L.co 販売中
M.co 未使用
N.co 販売中
O.co Overstock.comへのリダイレクト
P.co 販売中
Q.co 未使用
R.co 販売中
S.co Snapchatへのリダイレクト
T.co Twitter(現X)で利用されている短縮URL
U.co 未使用
V.co 販売中
W.co 販売中
X.co 販売中
Y.co The Yacht Companyのウェブサイト
Z.co 未使用

数字

数字1文字ドメインです。0~9までの10種類で、全て同一のページが表示されます。

ドメイン 使い道
0.co 未使用
1.co GoDaddyで販売中
2.co GoDaddyで販売中
3.co GoDaddyで販売中
4.co GoDaddyで販売中
5.co GoDaddyで販売中
6.co GoDaddyで販売中
7.co GoDaddyで販売中
8.co 未使用
9.co GoDaddyで販売中

1文字の.aiドメイン

アルファベットおよび数字1文字の.aiドメインをまとめました。

アルファベット

AからZまで26種類です。全て登録されていますが、一部は使用されていません。

.aiはカリブ海の小さな国であるアンギラのドメインですが、その文字列からやはりAI(人工知能)に関連するウェブサイトが多いですね。

ドメイン 使い道
A.ai hack.chatへのリダイレクト
B.ai Dn.comで販売中
C.ai character.aiへのリダイレクト
D.ai Daimler AGへのリダイレクト
E.ai SNS、メッセンジャー、決済機能を備えたアプリ「E」のウェブサイト
F.ai 販売中
G.ai Google AIへのリダイレクト
H.ai アプリ「Hai」のウェブサイト
I.ai I.AIのウェブサイト。詳細不明。
J.ai 販売中
K.ai 販売中
L.ai 未使用
M.ai 販売中
N.ai 販売中
O.ai OAIのウェブサイト
P.ai Programmaiへのリダイレクト
Q.ai Qのウェブサイト
R.ai Meet R/AIのウェブサイト
S.ai Sai氏のウェブサイト
T.ai 未使用
U.ai 未使用
V.ai 未使用
W.ai Global AI Supercomputer
X.ai Grokを開発する「xAI」のウェブサイト
Y.ai Dn.comで販売中
Z.ai 中国のチャット型生成AI「Z Chat」のURL

数字

数字1文字ドメインです。0~9までの10種類で、全て同一のページが表示されます。

ドメイン 使い道
0.ai 未使用
1.ai 未使用
2.ai 未使用
3.ai 未使用
4.ai 未使用
5.ai 未使用
6.ai 未使用
7.ai 未使用
8.ai 未使用
9.ai 未使用

【ドメイン】.lgbt

ドメイン .lgbt
意味 LGBT
用途 LGBTに関するウェブサイトなど
登場 2015年
管理団体 Identity Digital

.lgbtは2015年2月より利用が開始された新興ドメインです。

lgbtは、LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)を表しています。

LGBTコミュニティやLGBT向けサービスのウェブサイトにオススメです。

ドメインの取得

.lgbtを取得するにあたって、特別な制限はありません。個人でも法人でも無条件で何個でも取得可能です。

.lgbtの取得・更新にかかる料金は、ドメイン取得サービスのゴンベエドメインでは以下のようになっています

  • 登録料金:19,580円(税込)
  • 更新料金:19,580円(税込)

.comや.netが1,000円~2,000円ほどで取得できる事を考えると、ちょっと高いですね。気軽には取得しづらいかも…

ドメイン取得は絶対に信頼できるサービスを使うべき理由

ドメイン登録業者(ドメインを取得するためのサービス)は日本のサービスだけでもムームードメイン、バリュードメイン、お名前.comなど、たくさんのサービスがあります。

どのサービスで取得しても大きな違いはありませんが、実績ある信頼できるサービスを選ぶことが重要です。

ドメインはウェブサイトを支える根幹です。もしレンタルサーバーに問題があっても、ドメインが無事ならデータを別のサーバーに移行してしまえば問題なくウェブサイトを維持する事ができます。

しかし、ドメインにトラブルがあった場合、ウェブサイトの表示自体が不可能になってしまいます。

趣味のウェブサイトならまだしも、自身のビジネスに利用している場合には、大惨事になりかねません。

ドメイン取得サービスのトラブル例

ドメイン登録業者のトラブルはそんなにあるのか?

決して多い訳ではありませんが、とはいえゼロではありません。

例えば、2018年には、サービスがあまりにもいい加減であったため、利用していたドメインが正常に機能しなくなってしまったというレポートが海外で公開されています。

エンジニアのTomislav Lombarovicさんは、「uptimechecker.io」というドメインの名前解決が不安定になっていることに気付きました。ドメインが停止されてしまうと、Uptimechecker.ioが提供している監視・通知サービスも停止してしまうため、uptimecheckerだけではなくユーザーの活動にも支障が出てしまいます。

(中略)

「uptimechecker.io」のDNSサーバーの設定がなぜかデフォルト値になってしまっていることに気がつきました。これは「Uptimechecker.ioのシステムが完全にダウンしている状態になってしまっていた」ということを意味します。
Lombarovicさんは「このままではユーザーがサービスにアクセスできない。緊急を要している」と再度サポートに連絡を行いました。そして待つこと8時間後、ようやくサポートから回答が届いたとのこと。しかし、その内容は「ご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。24~48時間以内にスペシャリストから送られる指示に従ってください」という、ユーザーのサービスがドメイン停止でダウンしていることに全く危機感を覚えていないような文面だったとのこと。

出典:怠慢なレジストラのせいでドメインが停止してウェブサービスがダウンしてしまったという驚きの報告 – GIGAZINE

超大手であるGoogleでもトラブルが発生

2015年に開始されたGoogleのドメイン登録サービス「Google Domains」は、利用者のウェブサイトに問題のあるコンテンツがあった事を理由に、事前の通知なく利用者のドメインを凍結しました。

ドメイン管理をGoogle DomainsからCloudflare Registrarに移行するそうです。通知なくドメインを突然凍結し、悪意のあるコンテンツを事前に把握していたはずなのに報告もしてくれず、悪意のあるコンテンツを1つでも検出すればすぐにドメイン全体をブロックしてしまうのが理由だと語られています。

出典:Googleにドメインをブロックされたウェブサービスが「Cloudflareに乗り換える」と恨み節 – GIGAZINE

また、さらに間抜けな事に、Google Domainsは自社のサービスであるGoogleのドメイン・Google.comをバグで失いかけています。

Googleのあらゆるサービスに使われているドメイン「google.com」が、Googleのドメイン登録サービスGoogle Domainsを経由して一般人に取得されてしまうという出来事が発生しました。

出典:「google.com」をわずか1分で占領することに成功してしまった男 – GIGAZINE

そんなGoogle Domainsは、登場から8年後の2023年に他社へ売却されました

他社(Squarespace)に移管されるだけなので、ドメインが使えなくなるわけではありませんが、これまで使用していたサービスではなくなってしまうのは確かです。

日本でもドメイン登録業者のトラブルは存在する

ドメイン登録業者のトラブルは日本でも起こっています。

日本では2014年にVALUE DOMAINで障害が発生しました。

GMOデジロック株式会社が運営するドメイン名登録代行サービス「VALUE DOMAIN(バリュードメイン)」で22日、提供しているネームサーバーへの攻撃により、一部利用者のドメイン名について名前の解決ができないなどの障害が発生した。

出典:VALUE DOMAINのネームサーバーに障害、通常の50倍程度の攻撃で応答困難に -INTERNET Watch Watch

こうしたトラブルや仕様変更はそう起こるものではありません。

しかし、無名のサービスや海外のサービス、サポートが充実していないサービスだと、いざトラブルが起こった際に対応などができず困ってしまいます。

Googleの例を見ても分かる通り、大手なら安心という訳でもありませんが、有名で実績あるサービスなら、トラブル時にも誠実な対応を期待できるでしょう。

1つ言える事は、価格や広告の印象、ネームバリューで安易にドメイン登録業者を選んではいけないという事です。

例えばGoogle Domainsは超大手企業であるGoogleが運営しているサービスでしたが、事前連絡なしのドメイン凍結や急なサービス終了(他社への移行)が起こりました。

まとめ

ドメイン取得業者のトラブルにより、ウェブサイトやサービスが利用できなくなってしまうというトラブルは、決して多くはありませんが、ゼロではありません。

また、業者に問題は無くても、自身のミスでトラブルが起こってしまう可能性もあります。

ドメインにトラブルが起こると、自身のウェブサイトやサービスが使用できなくなり、大きなトラブルに繋がります。

なので、ドメインを取得する際は、実績があり、使いやすい(操作ミスが起こりにくい)サービスを利用しましょう。

【ドメイン】.blog

ドメイン「.blog」とは、2016年に登場したトップレベルドメイン(TLD)です。

ドメイン .blog
意味 Blog(ブログ)
用途 ブログ
種類 gTLD
登場 2016年
管理団体 Knock Knock WHOIS There, LLC
公式サイト Knock Knock WHOIS There

特徴

.blogドメインは、名前の通りブログで使用されることを想定したジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)です。

2016年11月21日に一般登録の受付が開始されました(それ以前から、商標を持っている方など向けに先行登録の機会がありました)。

WordPress.comを運営するAutomatticが子会社のKnock Knock WHOIS There, LLCを通じてレジストリを担っています

使用例

.blogドメインを使用したウェブサイトには以下のようなサイトがあります。

また、Appleは「apple.blog」を、Amazonは「amazon.blog」所有しており、アクセスするとそれぞれプレスリリース等を掲載しているニュースリリースのページにリダイレクトされます。

他、.blogドメインを採用しているウェブサイトは以下のページでチェックする事が可能です。

ドメインの取得

.blogには特別な制限がないので、個人でも法人でも無条件で何個でも取得可能です。

他のドメインと同様、取得は早い者勝ちなので、気になるドメイン名や文字列がある方は早めに登録し、抑えておきましょう。

料金はドメイン取得サービスのXserverドメインでは以下のようになっています。

  • 登録:480円(1個目は1円)
  • 更新:3,820円
  • 移管:3,820円

価格は全て税込で、1年更新です。.comや.netと比べるとちょっと高いですね…

個人の自由とプライバシーが考慮されたドメイン「.is」とは?

ドメイン .is
アイスランド(アイスランド語:Ísland)
用途 アイスランドに関するサイトなど
種類 ccTLD
公式サイト ISNIC Registry

.isはアイスランドに割り当てられているccTLD(国別コードトップレベルドメイン)です。

強力なプライバシー保護

アイスランドは北極圏付近にある火山と氷河が多い島国です。プライバシーと言論の自由に関する法律が整備されており、世界規模の監視ネットワークであるファイブアイズ(通信傍受網で電話やメールなどの情報を収集、分析しているとされる英語圏5カ国によるUKUSA協定)とも距離を置いています

そうした点から、アイスランドの.isドメインは、「プライバシーと言論の自由」という側面から最も優れたドメインであるとカリフォルニア大学でコンピューターサイエンスを研究していたスペンサー・チャーチル氏は述べています

ドメインの取得

.isドメインの登録について。

日本人の取得

.isドメインは外国人であっても登録する事ができます。

日本国内ではゴンベエドメインが.isドメインを取り扱っています。

参考:isドメイン登録 (アイスランド) | Gonbei Domain

登録できる文字は?

.isのドメイン名に利用できる文字は以下の4種類です。

  • 英語アルファベット
  • アラビア数字
  • ハイフン
  • á、é、ý、ú、í、ó、þ、æ、ö、ð

一番下の10個の文字は、アイスランド語アルファベットで使用される特殊文字です。

ハイフンで始まるドメイン名やハイフンで終わるドメイン名は登録できません。また、3番目と4番目の両方の位置にハイフンを使う事はできません。

ドメイン名(.is部分を含む)の最大文字数は66文字、アイスランド語の特殊文字を含む場合は59文字です。ドメイン名の大文字と小文字は区別されません。

登録できないドメイン名

以下の6つは将来使用されることを考えて予約されているため登録する事はできません。

  • com.is
  • net.is
  • org.is
  • edu.is
  • gov.is
  • int.is

【ドメイン】.shop

オレンジと紺色が印象的な.shopのロゴ

ドメイン .shop
意味 Shop(お店)
用途 通販サイトなど
種類 gTLD
登場 2016年
管理団体 GMOドメインレジストリ
公式サイト .Shop

.shopは2016年9月27日0時(日本時間)より世界同時に一般登録が開始された新しいドメインです。

.shopのshopはもちろん「お店」の「shop」です。

.shopを運営するGMOドメインレジストリは、7月15日に「.shop」の累計登録数が1000万件を突破したと発表しました。

使用例

.shopドメインを使用したウェブサイトには以下のようなサイトがあります。

また、AppleやAmazonも.shopドメインを取得しており、Amazon.shopはAmazon.comに、Apple.shopはApple.comにそれぞれリダイレクトされます。

ドメインの取得

.shopの登録に特別な制限はありません。なので、個人・法人を問わず誰でも取得可能です。

取得・更新にかかる料金は、ドメイン取得サービスのゴンベエドメインでは以下のようになっています

  • 登録:6,710円/個(税込)
  • 更新:6,710円/個(税込)

お名前.comでは1年目(登録)は無料で、2年目以降は6,688円でした(別途手数料等がかかる場合があります)。

  • 登録:0円
  • 更新:6,688円/個(税込)

料金は.comや.netと比べるとちょっと高いですね…個人的にはあまりオススメしません。

【ドメイン】.tv

ドメイン .tv
Tuvalu(ツバル
用途 テレビ関連、動画サイト

本来はツバルに割り当てられている国別コードトップレベルドメインですが、「TV(テレビ)」と同じ綴りであることから、テレビや動画に関するウェブサイトにしばしば利用されます。

.tvが制限なく誰でも登録できるのは、ツバルが2000年に.tvの使用権をIT企業に売却している為です。ツバルは.tvを売却して得た利益を元に、189番目の国家として国連加盟を果たしました(参考:ツバル国が「.tv」ドメイン売却益で国連加盟を果たす)。

ちなみに、外務省のデータによると、ツバルの面積は東京都品川区とほぼ同じ26平方キロメートルで、人口は11,310人(2022年、世界銀行)です。

使用例

.tvドメインを使用したウェブサイトには以下のようなサイトがあります。

【ドメイン】.ai|AIブームで需要が急増中!

ドメイン .ai
Anguilla(イギリス領アンギラ
用途 アンギラやAI(人工知能)に関するウェブサイト
種類 ccTLD
登場 1995年
管理団体 Identity Digital
公式サイト .ai Official Registry Operator Website

.aiドメインはアンギラに割り当てられているccTLDです。

アンギラ(Anguilla)はカリブ海に浮かぶ島です。イギリスの海外領土であり、イギリスの主権下にありますが、高いレベルの国内自治権が認められています。

一般的なドメインと違い、同国に属さない人や企業でも取得が可能で、人工知能の略称である「AI」と文字列が同じ事から、AI関連のウェブサイトでよく利用されます。

AIブームで.aiドメインの利用者が急増した事から、アンギラはドメイン名を管理する為、2024年10月にアメリカのドメイン名登録を専門とする、Identity Digital社と契約しました

ドメインの価格

.aiドメインのお値段は少々お高めです。

お名前ドットコムでは、一年間で13,090円です。2年単位での契約になるので、26,180円が必要になります。更新費用も同額です。

バリュードメインはさらに高く2年で31,678円です。

希少なドメインはオークションにかけられる

基本的に.aiドメインの取得は先願主義(早い者勝ち)ですが、需要の高いドメイン名はオークションにかけられます。その為、一部のドメインは最初の取得時に通常より多くの金額を支払う必要があります。

2025年現在、最も高価なドメインは「You.ai」です。

このドメインはHubSpotの共同創業者でCTOのダルメッシュ・シャー氏が購入したもので、その価格は70万ドル。日本円にして1億円以上です。

余談ですが、シャー氏は2023年3月に1550万ドルで「chat.com」というドメインを購入しており、2024年には同ドメインをChatGPTを開発するOpenAIに売却しています(現在、chat.comにアクセスすると、ChatGPTを提供するchatgpt.comにリダイレクトされます。

使用例

.aiドメインは、AIに関するウェブサイトでよく利用されています。

関連記事:1文字の.aiドメイン

AIブームで人気急上昇中!

.AIドメインはイギリス領アンギラに割り当てられている国別コードトップレベルドメインですが、世界中の誰でも登録する事が可能です。

その為、「AI(人工知能)」を表すドメインとして非常に人気です。

近年のAIブームで.aiドメインを利用しているサイトは急増しており、2020年初頭に登録されている.aiドメインはわずか4万件ほどでしたが、2025年8月時点では85万9000件もの.aiドメインが登録されています

なお、アンギラの人口は約16,000人です。

アンギラは.aiの販売だけで多額の利益を得ており、IMF(国際通貨基金)は2024年の報告書で、アンギラは2023年だけで.aiドメイン登録を通じて3,200万ドルの利益を上げたと述べています

また、アンギラ政府は2025年度予算案の中で、2024年にドメイン名販売で3900万ドル(約58億円)の収入を得たと述べています。これは昨年の総収入のほぼ4分の1(23%)に相当します。

収益は政府予算の一部に組み込まれており、国債の償還に充てられているほか、固定資産税が廃止されるほど潤っているとのことです

アンギラは人口が約15,000人の小さな島国です。その為、ドメイン販売による利益は国の財政にとって非常に大きなものなのでしょう。